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華流ドラマの感想

中国ドラマ「ミーユエ」 途中感想

今半分過ぎたところ。
主人公は絶対死なないので、安心して見れますが、内容は結構ドロドロ。

だけど主人公に危害はまったくないので、ちょっと生ぬるい。
もっと窮地にたってくれていいのよ。

 今の所の感想です↓

 




ミーユエが贔屓され過ぎて、なんかなぁ~
もちろんドラマとして面白いし、続き楽しみにしてるんですが、恵まれ過ぎた主人公には感情移入まったくできません。

対して皇后が哀れすぎて可哀そう。
やることなすこと、なにをしても成功しないし、悪だくみをしてもすべて自分に戻ってくる。

皇后自体、真の悪にはなれない、ミーユエがいなかったら穏やかな性格でいられたんじゃないかと思うほど、ミーユエのせいで悪にさせられた感があります。


もちろん、後宮で生き残るためにはある程度の策略は必要だし、時には悪いこともしなければならない。
けど、皇后は何一つ成功していないので、こういう策略に向いていない性格なんだろうなぁと思います。
くわえて周りの侍女も無能、息子は王の器がない。そりゃあ、あーなるよね。

ミーユエは、王の寵愛を一身に受け、頭もよく弁もたつ。
生まれた息子はこれまた賢く、皇后の子と比べて将来を大いに期待される存在。

何もかも持つミーユエに、皇后が嫉妬するのは当然だし、自分の子のために策を練るのも当然。
全部失敗しますが。
ミーユエの性格も、あまり好きじゃない。

まあ、わざとそう脚本されているのかもしれないけど、どちらかといえば皇后に肩入れしてみている。


ドラマをきっかけに、実在したミーユエのモデルについて調べてみたけど、なるほど、これはなかなかの策略家。
そう思うと、ドラマの主人公の方がいい人かもしれないとすら思いました。
中国で実権握るくらいの女性だから、そりゃあ普通の人とは違うよね。


中国ドラマは、実在の人物をモデルにしていることが多いので、ドラマを見るたびにいろいろな歴史を知ることができて面白いです。
例えば、ミーユエは「秦の始皇帝」の高祖母。
彼女の未来の先に、始皇帝の世界が広がるのかと思うと、ますます興味深い。

もちろんフィクション要素強いですが、日本と違って建国と滅亡の歴史を繰り返す中国史は、歴史の中身が濃い。
モンゴルやウイグルなどの民族の違う彼らの衣装もかわいいんですよね。


残り30話ほどになり、いよいよお世継ぎ問題。
どうやってミーユエは天下を取るのか、これからの展開も楽しみです。